第35回ながの東急将棋まつり 三日目(2007.8.13) (byしいのみ)
家族旅行も兼ねていたので、前々日に長野入り。当日朝、戸隠からのバスで会場に向かった。
棋士紹介
3ヶ月ぶりのナマ山崎先生にドキドキしていたら、壇上から山崎先生が「いつもありがとうございます」と口の中でおっしゃりながら目礼をされた。
「もったいのうございます」と目礼を返す。こちらから挨拶しなければいけないのに、いつもいつも情けない管理人ですいません。
棋士紹介は自己紹介形式。
「ダイエットしようと思ったのですが、今朝、長野で着ようと用意したスーツが入らなくて・・・。
谷川先生との席上対局では、身も細るような激しい将棋を指したいと思います」とのことでした。
棋士紹介の後、山崎先生は指導対局。
私は武市六段VS近藤六段の席上対局を楽しみました。
女流プロ早指し戦 矢内女流名人−島井女流初段 解説:山崎七段
振り駒の結果、島井先生の先手番。
棋士紹介では
矢内先生「暑苦しくない、熱い将棋を指したいです」
島井先生「矢内さんに穴熊はやらないでね、と言われていますので・・・」
とのことでしたが、はてさて・・・。
解説の声に聞き惚れながらも、なんとかに棋譜をとりました。
棋譜はコチラ↓。
13手目「1八香」に「あれ?打ち合わせと違いますね。ま、女性は平気で嘘をつくみたいですから・・・」
32手目「2五歩」。「積極的もいいところですね。最近何かイヤなことがあったんじゃないでしょうか」
67手目「7四歩」。「島井さんとはあまり話したことがないんですが、気が合うかも知れませんね」
終盤まで先手優勢に見えたのですが、逆転。152手までで矢内女流名人の勝ちとなりました。
山「公式戦より気合が入った一局で・・・どうもありがとうございました」
休む間もなく
特選対局 谷川九段−山崎七段 解説:武市六段 聞き手:矢内女流名人
矢「お2人は研究会でよく指されているということですね」
武「そうですね。谷川先生のご自宅で・・・。メンバーの久保さん、畠山鎮さん、山崎さん、みんな左利きなので、
ちょっとヘンな感じがするって谷川先生おっしゃってました」
棋譜はコチラ↓。
振り駒の結果、山崎七段の先手番。
矢「谷川先生の対局姿はステキですね。私もタイトル戦の時は和服を着用するようにしているんですが、
それも谷川先生に憧れて・・・」
武「昨日の夕食会もお2人で随分盛り上がっていましたね」
矢「はい、とても幸せなときを過ごしました」
・・・山崎せんせについてはスルーでした・・・(笑)
17手目「3七桂」
武「えっ!? これは▽3五歩▲同歩▽3六歩に気をつけないと。ま、歩がありませんからね」
矢「じゃ、歩がほしいからといって角を打つのは?」
武「歩がほしいからといって筋違い角を打つと、私みたいに勝率が上がらないの!」(場内爆笑)
34手目で谷川先生の「次の一手」。
武市六段イチオシの8八角成で、正解者44名。
49手目で山崎先生の「次の一手」。
解説者の候補手は「3五歩」「3九歩」「6八金」「7八金」。ちらっと「1六角・・・ま、これはないでしょう」
封じ手用紙を開けた矢内先生が笑います。「1六角」。場内からも笑いが・・・正解者は1名でした。
以降あれよあれよと形勢は傾き、66手まで谷川九段の勝ちとなりました。
山「ものすごく恥ずかしい負け方したんですけど・・・。 1六角はひねくれすぎでしたかね」
谷「いや、でも打たれるような気がしてました」
山「6八金が一番良かったですね」
これは矢内先生イチオシの手だったので、矢内先生「もう!」というジェスチャーをなさいました。
山「58手目は2九飛成じゃなくて2八飛成を予想していました。解説で「7八銀」って言ってるのは
聞こえていたんですが、なんとなくやりにくくて・・・」
武「じゃ、敗着は59手目の2二歩ですね!」
山「ええ、盤上この一手の悪手です。このあと銀で固めて、20手くらい泣きながら指そうかとも思ったんですが、
もう心が折れてしまいました」
というわけで残念ながら短手数での敗戦でした。ま、勝ち運は公式戦にとっておくということで・・・^^);
ラストは
サイン会
「ひらめき次の一手」シリーズを差し出すと、「んんん?」去年もサインしたような気がするんだけど、
と首をかしげているので、「これは保存用です」と言い訳をする。
ちなみに来年は「職場用です」と言う予定・・・^^);
3冊にそれぞれ「夢」「隆運」「大志」と揮毫してくださいました。
少しだけおはなし。
恥ずかしがっているムスメが、山崎せんせの言葉に一層照れて身体をクネクネさせている。
次の出没予定をお伝えし、子どもといっしょに「またね〜」と手を振って失礼しました。
(おしまい)